読者の疑問にお答え! 弊誌20年2月号「ハイライトの”仕上がりの差”」

なぜピンク系の染まりは違うか?
読者の方からの鋭いご指摘

どうも、CHIAKIです!今、発売の『経営とサイエンス』2020年2月号は、ご覧いただけましたでしょうか。実は、内容を見ていただいた読者の方から鋭い質問がきております。今回は、このブログのなかで、そのご指摘にお答えし、ブログ読者のみなさんにもシェアしたく思います。では、その質問の内容からいきましょう!

いつも興味深く読ませていただいております。名古屋でサロンをやっている●●と言います。

2月号の特集を見たのですが、P17のハイライトと、P19のハイライトの条件は同じですよね。なのに、アッシュ系のほうがハッキリとハイライトラインが見えて、ピンク系のほうはそこまでハッキリ見えないのはなぜですか?5Gトリートメントとは直接関係ないことなのですが、是非とも教えていただけますと助かります。

鋭い! しかもかなり読み込んでいただいている! 編集部一同、うれしく思います(涙)。きっと●●さん、アッシュ系の染まり上がりと、ピンク系の染まり上がりの写真を何度も何度も往復して比較したのでしょうね。その光景が浮かびます。

論より証拠。まずは写真で比較してみましょうか。

ビフォア

こちらがビフォアの状態。ハイライト毛です。まず全体をブリーチ剤(OX6%2倍)で13レベルまでリフトし、その後、ポイントでハイライトを入れ、14レベルまでリフトした髪です。

ジマレイン酸で前処理・アッシュ系をオン

で、そこにジマレイン酸ビス-アミノプロピルジグリコール(以下、ジマレイン酸)で前処理を行い、アッシュ系を乗せたのが、こちら

いい感じっす。特にフェイスラインとか、ハイライトラインがくっきりです!(相変わらず、ブログの写真はテスト用画像なので、そこまでハッキリしてないじゃんって思うかもしれませんが、誌面ではもっとクッキリ出ていると思います)

ジマレイン酸で前処理・ピンク系をオン

対して、こちらがご指摘のあったピンク系のカラー後の写真です。もちろんジマレイン酸で前処理をしてからカラーしてます。

確かにハイライトラインはアッシュ系よりクッキリしてませんね。もしかして、担当いただいた『NEUTRAL DOOR』の森越さんの腕に問題が……(汗)。

と言われちゃいそうですね。もちろん森越さんやチーム森越のスペシャリストのみなさんの腕には何ら問題はありませんでした。では、なぜピンク系だけハイライトラインが出ないか? みなさん、どう思います?

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