改めて知る「活性ケラチン」
その仕組み
こんにちは、大久保です。先日、「経営とサイエンス」編集部のメンバーと、クローダジャパンさんにお邪魔しました。クローダさんは、ヘアケアやスキンケアなどの原料なども製造・販売している化学メーカーです。
そんなところに何をしに行ったのかというと、いわゆる「活性ケラチン」の仕組みを学ぶためです。というわけで、まずはこちらをご覧ください。
活性ケラチンが毛髪内でどういう反応をしているのか示している化学式なのですが、さっぱりわかりません。しかし、研究所の方にわかりやすく解説していただいて、基本的なことは理解することができました。
活用法は?
この活性ケラチンを使ってサロンでどういう活用ができるのかというと、やはり持続性の高いトリートメントを提供できるということです。
そして、これまでの処理剤などに使われていたケラチンと何が違うのかというと、毛髪内のシステイン残基としっかり結合するということです。だから、シャンプーを数回してもケア効果が持続するのです。「経営とサイエンス」でも、検証結果としてそのことをお伝えしましたが、理論的にもどうやら間違いがなかったようです。
結合のポイントは2つ
毛髪内のシステイン残基と活性ケラチンが結合する際に必要になるのは、「還元剤」と「熱」です。これらのことについては、11月5日に開催される「経営とサイエンス」ライブセミナーでより分かりやすく解説をしたいと思っております。
トリートメントは第5世代の時代に!
当記事でご紹介した活性ケラチンをはじめ、酸熱トリートメントやプレックス系など、トリートメントは第5世代(=5G)の時代に。ハリ・コシが1.5~2か月という高持続性を皆様はサロンでどのように活用できると思いますか?
経営とサイエンスでは2019年11月5日(火)、第5世代のトリートメントをメニュー化するための基礎知識からスタイル例までをお届けするセミナーの開催が決定致しました。セミナーで取り上げるのは、次の3種類のトリートメントです
- 炭酸プロピレン
- 活性ケラチン
- グリオキシル酸誘導体
5Gトリートメント 最新型の「フォルム・質感」改善力 セミナー
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- 日時:2019年11月5日(火) 13:30~16:30(12:30開場)
- 会場:新美容出版本社・B4Fホール
- 講師:佐藤スナオ 氏 & S-PRO(MINX)
- 受講料:3,000円(当日現金払い)