炭水化物を抜かずに痩せる 食習慣

炭水化物と上手に付き合って痩せよう!

炭水化物の過度な制限は体調不良のもと。そこで推奨したいのが「ユルユル糖質制限ダイエット」です。これは、1日に摂ってよい糖質の量の範囲を決め、その中で糖質を摂取してダイエットするというもの。

ここで、このダイエット方法で1日に摂ってもいい糖質の量を、超低糖質なダイエットの場合と比較してみましょう

「ユルユル糖質制限ダイエット」
摂取してよい糖質の量:1日130g以下
超低糖質
摂取してよい糖質の量:1日30-60g以下

※1日300g以上で過糖質。

「ユルユル糖質制限ダイエット」の場合、超低糖質に比べて2倍から4倍の量の糖質を摂取できるので、無理なく取り組めます。

しかし、ご飯1膳150gに含まれる糖質量は約55.2g。3食であっという間に130gを超えてしまいます。このため、1回に食べるご飯の量を半膳-1/3に抑えて食べる、若しくは夕飯のみ主食を抜くなどして、自分のペースで調節してみましょう。その代わり、たんぱく質多めのおかず類はたくさん食べても大丈夫です。

もっとご飯が食べたい!そんな時に助かる食材

もしも、ご飯が足りないなと思った時には、食物繊維などで「カサ増し」。中でも寒天がおすすめで、糸寒天などを戻し、細かく切って混ぜます。

また、糖質は同じ規定量でも一度に全てを摂るよりも、小分けにした方が身体への負荷が低くなります。たんぱく質を意識してしっかり摂り、特に夕食の主食を減らすことが、ダイエット成功の近道です。


経営とサイエンス2019年2月号
連載:『わたしの美容法or健康法』より