外国人のクセ毛風スタイルなら『つけデジ』にお任せ

薬液の選定と加温タイムの関係に注意

今回は、『経営とサイエンス』3月号の「HOT系パーマ」撮影現場からのレポートです。
撮影のテーマは「つけデジ」です。技術を担当してくださったのは、『Cura』共同代表の宿利省吾さんで、HOT系パーマ客の約8割が「つけデジ」だそうです。

宿利さんが「つけデジ」を選ぶ理由は、今お客様からの支持が多い「外国人のクセ毛風」のスタイルをつくるのに適しているから、ということ。
その秘密は、コスメ系の使用薬液とその薬液をつけたまま加温する工程にあるそうですが、特に薬液の還元剤やアルカリ度などのスペックにはこだわっているとのことです。

お客様の髪質、コンディションと薬液選定、そして加温タイムをうまくコントロールできれば、髪へのダメージも少なく、ねらいどおりの質感を出せるので、そこがポイントになるということです。

「つけデジ」ならテストカールができるのもメリットです。
こちらは、もう一人のモデルさんで、薄毛・軟毛のケーススタディの仕上がり撮影風景。今回もチラ見せしておきますね。

3月号の『HOT系パーマ』特集では、「つけデジ」の他にも先日紹介した「前デジ」や、従来のHOT系パーマ(今回の特集では『後デジ』と位置付けています)も含めて、HOT系パーマデザインの幅の広がりを提案しています。ぜひ、楽しみにしていてください。

※当ブログ記事及び『経営とサイエンス2019年3月号』の『前デジ』技法の中で紹介している「水巻の状態で加温し、完全乾燥させてからパーマ1液を塗布する」パーマ方法は、株式会社ハホニコ様と上甲恭平氏(椙山女学園大学教授)による特許です。
※当ブログ記事及び『経営とサイエンス2019年3月号』で紹介している「前デジ」「つけデジ」「後デジ」といった
名称の元となっております『パイモア形状記憶デジタルパーマ』は、 株式会社パイモア様の商標登録です。