HC/塩基性カラーの特徴
HC/塩基性カラーはダメージレスかつ豊富なカラーバリエーションで、特に彩度を楽しみたいお客様におすすめしたいアイテム。様々な製品がリリースされ、ポピュラーなアイテムになりました。一方で、「色持ちが悪いのがちょっと・・・」という声をよく聞きます。
前処理にコツがあった|色持ちがアップするトリートメントとは

「今回のカラー、いつもより持つ気がする」
お客様の率直な感想がリピートの秘訣
様々なリサーチを重ねた結果、HC/ 塩基性カラーの前処理に「微還元トリートメント」を使用すると色持ちがアップすると判明。この微還元トリートメント、具体的にはシステアミンやチオグリセリンのような還元成分を含んでおり、前処理の条件や色味の工夫次第では1か月以上も色が持つと言われています。 これにより、<under”>HC/塩基性カラーの弱点だった「色持ちの悪さ」を克服しながら、その彩度を十分に活かしたメニュー提案ができます。
グレイヘアにも効果発揮
ここでモデル3名が「微還元トリートメント」を体験。
モデルA: マットアッシュ系のカラー提案
モデルB: ダークブラウン系のカラー提案
モデルC: ブルーブラック系のカラー提案
すると各カラー提案で1か月後、それぞれ微妙な色変化が楽しめました。特に2人目・モデルBはジアミン染料にかぶれやすい敏感肌。HC/塩基性カラーの白髪染めの前処理に微還元トリートメントを塗布したことで、1か月後 も色味がしっかり残りました。
色持ちをプラスメニューに
HC/塩基性カラーを導入しているサロンならすぐにメニュー化したい「微還元トリートメント」。色の持続が成分のお陰なのは分かっていても、難しいのがお客様への提案方法。 専門用語を使っても、メニューの魅力が伝わらない・・・
『経営とサイエンス』6月号では、分かりやすい説明で「微還元トリートメント」をプラスメニューに活用している3サロンの事例を紹介。皆様のサロンでも実践できる工夫で、お客様の「やってみたい」を引き出していました。
開発者が教える 微還元トリートメント

お話:長谷川 佳史さん (Natural)
施術やメニュー提案を実施するうえで生じる不安は解決したいもの。誌面では微還元トリートメントでの色持ちを発案したNatural・長谷川 佳史さんが登場。施術のポイントや注意点など5つの質問に答えて頂きました。色持ちの仕組みを知って店販アップも目指せる? 開発者ならではの情報をサロンワークで活用して下さい。
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