お客様の100%マスク着用施術を可能にするには!?②

ネットで紹介の様々なマスク着用アイデアを、編集者が試してみた②

こんにちは。サクマールです。
美容師側の感染リスクも減らすために、お客様にマスクを着用していただいたまま施術を行う方法を、サロンで実際に試してみる企画(?)の第2弾。「今回は、マスクのヒモをはずし、サージカルテープで貼り付けてみる」を試してみました。

向かって左端が医療用絆創膏(サージカルテープ)。不織布性など素材も幅も色々ある。
ここでは濡れても大丈夫なポリエチレンタイプで、やや幅広のものを選択

Case2 マスクのヒモを外して、サージカルテープで顔に貼る

今回の方法は、お客様が着用しているマスクのヒモを外し、代わりにサージカルテープで顔に直接貼りつける、というもの。

この方法は、シャンプーやヘッドスパ、カラー時は耳周りのヒモを意識することがなく、お客側としても快適でした。たぶん、美容師さん側も施術しやすかったと思います。ただし注意点がいくつか。医療用のテープだけあって、私は特に刺激やかゆみを感じることはありませんでしたが、誰もが大丈夫というわけではありません。肌の弱い方やひげのメンズには不向きだと思いますし、厚い布マスクは留まるかどうか不明。なので、Case1の耳掛け用クリップのようなものも用意しておいたほうが良さそうですね。

またテープの太さはもう少し細いものでも大丈夫だと思います。そのほうが肌への刺激がより少なくなるでしょう。そして貼り方にも注意が必要。私はテンションがかかるように両端に貼りましたが、トップや前髪のカット時には、上部の隙間から細かい毛が入ります。頬の上側をふさぐようにテープを貼るか、ティッシュを一枚挟むなどの工夫が必要だと感じました。

また軽く留めるように貼るだけでも、意外にしっかりと接着します。あまり強く貼ると、最後にマスクから剥がせなくなりますので気を付けてください!(この方法を実践なさっている皆さま、ぜひベストなテープの貼り方を、こちらのコーナーまでお寄せくださいね!)

もっと細いテープでも充分接着します

カラーの時もヒモに色がつく心配なし!

経営とサイエンス7月号 緊急特集 新柄コロナウイルス感染症 第1弾対策

シェアする