中学生の時から美容技術を学んだ18歳の女性が教える、とあるカットの講習会

受講生はベテラン美容師・18歳の先生に学ぶ理由

こんにちは、大久保です。先日、茨城県結城市というところに行っていきました。目的は、ある女性にお会いするため。その方がこちら。

茨城県結城市

右側の女性、桑原さんというのですが、この日のために、福岡からやってきました。福岡から勉強のために茨城までやってきた?いえいえ、教えるためにやってきているのです。

実は、彼女、まだ18歳!美容室に所属しているのですが、まだ通信科に通っているので美容師免許はなく、お客様には入っていません。ただ、中学生の時から地元の美容室「ゼロ」さんが開催している美容塾“ジュニアヘアドレッサーズスクール”に通って、美容技術を学んできたので、技術歴は5年。相当切れます。で、今はその「ゼロ」さんに勤めています。

子供たちに美容の技術を伝えるために・・・

ということは、彼女がカット技術を教えてる?「ゼロ」さんが開催している中学生、高校生向けの塾では教えています。でも、この日は、自分たちのサロンでも子供むけの美容塾を開催したいと考えている美容室が何軒か集まっていて、どう子供たちに技術を教えていけばいいのかを、超ベテランの先輩美容師さんに彼女が伝授していたわけです。この美容塾を始めた「ゼロ」さんの代表がこちら。

「ZERO」代表・久保義明さん

「ZERO」・久保義明代表

「経営とサイエンス」2019年7月号企画「生涯現場主義」にも出ていただいた久保義明さん。少子化の中で人材の確保と育成が年々難しくなっているわけですが、子供に美容技術を伝えていくという取組みは、地道ですけど、本物の成果を出せるのではないかと期待している次第です。


経営とサイエンス ’19年7月号
連載「生涯現場主義」

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