自粛明けのお客様には、活性ケラチンでワンランク上の髪質改善を

自粛明けには「髪質改善メニュー」がオススメ!

どうも、CHIAKIです! 新型コロナによる外出自粛制限が徐々に緩和されてきましたね。これまで自宅にこもっていた方が多いだけに、自粛明けにはサロンに行って「キレイになりたい!」って思う方も少なくないと思います。

そんなお客様にオススメのメニューは、やはり「髪質改善」です。カットでフォルムを整え、髪質改善で質感を整える。このアプローチだと、お客様の「キレイに変わった感」もさらに高くなるはずです。

髪質改善の救世主「活性ケラチン」

今回のブログでは、そんな髪質改善メニューで使うアイテムについて書いてみたいと思います。髪質改善には、いろんなアプローチがありますが、今回は、最近何かと話題の「活性ケラチン」について考えます。

ちなみにブログをご覧の方の中には、「活性ケラチンってナニ?」という方もいらっしゃるかもしれませんね。そこでまずは、この活性ケラチンについて軽くおさらいしてみましょう。

活性ケラチンをもう一度おさらいしよう!

活性ケラチンとは、S-S結合を持ったケラチンを含む処理剤のことを言います。ちなみに活性ケラチンは編集部による造語で、化学的にそういう専門用語があるわけではありません。

で、気になる活性ケラチンの特徴はというと、一言で言えば、「弾力感」に尽きます。特にブリーチでヘタった髪や、エイジングによるコシなし毛などにはうってつけです。ここに自然な弾力、ハリ感が再現できるんです。

特にエイジング毛なんかはまるで10歳昔にタイムトリップしたかのようなハリ感が生まれるんです。「なんで、そんなことができるの?」というツッコミが入りそうなので、簡単にそのポイントをお話すると、活性ケラチンならではのS-S結合にある、と言えます。

活性ケラチンのS-S結合は、髪の毛の中に入ると、コルテックスにあるシステイン残基と結合する特性があるんです。これが独特な弾力の源。ちなみに結合の仕方には、システイン残基と結合し、①活性ケラチンを介した架橋をつくるものと、②側鎖結合をつくるものの2タイプがあるんです。

今、使える活性ケラチンは3タイプ!

今、市場に出ている活性ケラチンには、3タイプあります。具体的に言うと、

    1. スルホン化ケラチン
    2. AEDSケラチン
    3. CMADK

の3つです。このうち①が側鎖結合をつくるタイプで、残りの②と③が活性ケラチンを介した架橋をつくるタイプです。

『経営とサイエンス』2020年2月号の「おさらいベーシック」でも解説しているので、気になる方はそちらをひっくり返して読んでみてください。

ちなみに、これまで3タイプある活性ケラチンのうち、①と②だけが処理剤として使うことができたのですが、実は、③のCMADKもとうとう処理剤として使うことができるようになったのです。

しかもCMADKはさらにケラチンのクオリティを高めたMX-CMADKとしてブラッシュアップされたかたちで処理剤になりました。これはかなり朗報ですよね。今、発売の『経営とサイエンス』2020年6月号では、このMX-CMADKを始めとしたアイテムとパーマの相性を探っています。

「パーマかぁ…」と思うかもしれませんが、提案するサロンが少ないということこそがまさに狙いめ、ブルーオーシャンです! コロナの自粛明けに、パーマでさらなる差別化を図りたいとお考えの方は是非とも見ていただけたら嬉しいです!

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