「酸熱トリートメント」+「液体カラー」で 施術時間を大幅に短縮した2 in 1メニュー

今回は、山口県下関市の『Areha』さんに伺った時の話です。

山口県下関市の美容室『Areha』

『Areha』さんでは、ハリコシがなくなったり、うねりなどでスタイルがおさまりにくくなったエイジング毛のお客様をメインに、髪質改善とカラーを同時に提供する「酸熱トリートメント」+「液体カラー」の2 in 1メニューを展開しています。 その2 in 1メニューの最大の特徴は、クリーム状のカラー剤を使う時と比べて、液体カラーを使うことで施術時間が大幅に短縮できること。

例えば、白髪染めをしながら髪にハリも欲しいというエイジング毛のお客様が来店した場合、≪カット→根元リタッチ→酸熱トリートメント→色調補正のためのカラー≫というメニューを提案することが多いそうです。というのも、酸熱トリートメントを施術するとカラーが褪色するので、最後に色調補正のためにカラーをするということです。

そこで問題になるのが施術時間。最後の色調補正のためのカラーに、・クリームタイプのカラー剤を使った場合⇒3時間30分

クリームタイプのカラー剤を使った場合の施術時間は3時間30分

・一方、液体カラー剤を使った場合⇒2時間45分

液体カラー剤を使った場合の施術時間は2時間45分

と施術時間を45分も短縮できるそうです

メュー料金は、カット4,300円+リタッチ6,000円+酸熱トリートメント8,000円+液体カラー4,000円でトータル2万2,300円(税抜き)。施術時間は分にすると165分。
10分当たりの単価は約1,400円。

ちなみに、クリーム状のカラーの場合、料金はトータルで2万4,300円(税抜き)になり、施術時間は210分。10分当たりの単価は約1,160円となるので、生産性は高くなりますね。

酸熱トリートメントの主成分となる「酸のタイプ」で褪色の傾向に違いがある

なお、『Areha』さんでは、酸熱トリートメントの主成分として「グリオキシル酸タイプ」と「グリコール酸・サリチル酸タイプ」の2種類を用意。オーナーの穴井丈士さんによれば、「酸のタイプで褪色の傾向が違うので、目的に応じて使い分けています」とのこと。

酸熱トリートメントは、酸のタイプで褪色の傾向が違います。目的に応じて使い分けています

その傾向の違いについては、また改めてご紹介しますので、期待してお待ちください。

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