「CMADKとパーマ」の底知れない実力を見てみた!

新タイプの活性ケラチン「CMADK」を検証

どうも、CHIAKIです! 前回ご紹介したパーマ施術における「CMADK」の実力、ご覧いただけましたでしょうか。「見逃しちゃたよ!」という方は、こちらをご覧ください。前回は、5Gトリートメントの「活性ケラチン」に属するCMADKのパフォーマンスを3つの観点から検証してみるとお話ししました。具体的には、

  1. 5G処理(ここではCMADKを使用、以下、同様)した髪にパーマをかける」ケース
  2. 「パーマした髪に5G施術をする」ケース
  3. 「5Gをパーマの中間水洗で使う」ケース

の3パターンです。そのうち、①の検証結果についてまとめました。担当してくれたのは、浜口ユウイチさん率いる『gite』の検証チームのみなさんです。

今回のブログでは、残りの検証②と③についてリークしちゃおうと思います! では早速いきましょう! まずは、検証②の「パーマした髪に5G施術をする」ケースです。ここで一番のポイントとなるのは、パーマのウエーブやカールがどれだけダウンするかです。いくらCMADKのパフォーマンスが良いと言っても、パーマが消えてしまうのでは話になりませんからね。ちなみにパーマはとれなくても、CMADKのケア効果が発揮されていないというのもアウトですよね。

「パーマした髪にCMADK施術をする」とどうなる?

さて、検証用のウイッグは、すべて15段階で13レベルまでブリーチしたものを使用しました。ちなみにパーマにはシステアミン系のカーリング料を使用。まずは、CMADKなしでパーマのみウイッグを見てみましょう。これは、処理剤なしで、パーマだけかけたもの。下が写真です。かかり上がり、1回シャンプー、10回シャンプーの順に並べました。

かかり上がりは、カールは出ているが、チリッとしたかかり上がりでしたね。髪に硬さが出て、ガサつきやゴワつきがひどく、指通りも良くない感じでした。その1回シャンプー後は、だいぶカールが落ちてしまったという印象が強いです。同時に質感も悪くなり、ガサガサ、ゴワゴワ。さらに10回シャンプー後は、カールがほとんどなくなってしまい、髪は乾燥し、質感のゴワつき、ガサつきが大幅にアップ。指はほぼ通らない状態でした(汗)。

対して、パーマ後にCMADK処理したほうはというと、下のような感じです。こちらもかかり上がり、1回シャンプー、10回シャンプーの順に並べています。

かかり上がりは、かなり弾力がアップしてます! その分、「パーマのみ」よりも、全体のリッジ感も高く見えますね。また触ると、髪の内部が詰まったようなしっかり感もありました。続く1回シャンプー後は、まだリッジが残っています。強い弾力感もほとんど変わらずといった感じっす。

さらに10回シャンプーした後はというと、さすがにカールは弱くなりましたが、「パーマのみ」と比べたらかなりリッジは残っていると言っても問題ないですよね。触ったときの独特の弾力感も7、8割残っている印象でした。

最後は、「CMADKをパーマの中間水洗で使う」検証

続いて、検証③の「5Gをパーマの中間水洗で使う」ケースです。ここで注目するのも、中間水洗でCMADKを使った場合、パーマのリッジ感への影響はあるか。もっと言えば、パーマは弱くなってしまうか、あるいはケア効果は弱まる、それとも強まるという辺りがポイントになってくると思います。

では、こちらもパーマだけしたウイッグから見ていきましょう。これまでの検証と同じく、かり上がり、1回シャンプー、10回シャンプーの順に並べました。

基本的に質感の悪さは、他と一緒で、シャンプー回数が増えるごとにどんどん悪化していく感じです。リッジもかかり上がりだけは良さそうに見えますが、後はシャンプーをするごとに加速的にダレていく感じです。

で、気になるCMADKを中間処理で使ったウイッグがこちら。こちらもかり上がり、1回シャンプー、10回シャンプーの順に並べてみました。

まずかかり上がりは、弾力がアップした分、「パーマのみ」よりもリッジ感が高くなっています。この弾力アップ、リッジアップは、CMADKの特性ですね。また触ったときの髪の内部が均一に詰まったようなしっかり感も他の検証と同様確認できました。

これを1回シャンプーしても、中間~毛先のリッジがかなり残っている感じです。また独特の強い弾力も左の「かかり上がり」とほぼ変わらずの状態です。

さらに10回シャンプーしてみると、まあカールは弱くなりましたが、「パーマのみ」と比べると、全然残ってますよね、特に毛先とか! また触ると、CMADKならでは弾力感も7割がた確認できました。

「弾力&リッジ」アップと、しっかり感がポイント

いやー、まさにCMADKおそるべしです! 例のごとく、ブログに掲載している写真はテスト用なので、明るさなどに若干の難ありですが、それでもパーマの前、中間、後のいずれの局面でもいい結果が出ているのがわかるはずです。

ちなみにどのケースにも共通していたのが、リッジ感弾力感の向上と、髪の内部が詰まったようなしっかり感でした。

『gite』の検証チームのみなさんには、ウイッグ検証以外に、モデルを使った施術例も提案いただきました。誌面では、それ以外にもサロンワークではどのように使うのが良いのか、具体的にどんな感じで使っているのかなど、さらに詳しい内容については、2020年5月1日に発売されている『経営とサイエンス』6月号でまとめています。

また6月号では、ブログでご紹介できなかった、グリオキシル酸誘導体レブリン酸ジマレイン酸ビス-アミノプロピルジグリコールなどの5G成分についての検証も行っています。かなり濃い内容です。最新のケアとパーマを掛け合わせて、他サロンより一歩も二歩も先を行ける内容です。是非ともご覧いただけますと幸いです!

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