調味料や缶詰などを取扱 「ここは何屋?」な美容室の秘密

幅広い品揃え・売れ行き好調の秘密

「モノだけを見ると、美容室ではなかなか取り扱わないアイテムが多いので、奇をてらった印象を持つかもしれませんね」と本谷オーナーは言いながら、次のようにサロンの品揃えについて説明してくれました。

美と健康の源とは?を追求

「ウチのお店のターゲットは、美と健康に関心の高いお客様です。もちろん美容室だから、ヘアやお肌のキレイも提案します。でも、外面をいくら取り繕って年齢が上になってくると、アラが出てくる。やはり、美と健康の源は食なのではと思います。実はサロンではお客様向けに食育のセミナーも開催しているんですよ。もう10年以上やっています。

とはいえ、健康のために普段使っている食材をガラッと変えるのはなかなか難しいですよね。食育セミナーに参加されたお客様からもそういう声を聞いています。なので、せめて普段からよく口にする調味料とかお茶だけでも身体に優しいものにしてみては? そう思ってサロンの店販品のアイテムに加えてみたんです」

実際、『LUCENTE』さんのメッセージはお客様に届いているようで、先述のオリーブオイルは月に30本くらいは出るのだとか。

もはやサロンは髪のキレイだけを提案する場所ではなくなりましたね。これはもうひとつの大きな流れです。実は『経営とサイエンス』の2020年4月号の第2特集では、そんな流れを受けて、一歩先行くサロンの「店販品の品揃え」について特集しています。残念ながら、ブログで紹介した『LUCENTE』さんは登場しませんが、『LUCENTE』さんに負けず劣らずな店販にこだわりのあるお店をご紹介しております。ご興味のある方は是非とも読んでいただけたら嬉しいです!


経営とサイエンス2020年4月号
第2特集「店販売上比率30%越えサロンの品ぞろえ」
-表紙画像タップで詳細へ-

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