関西の某大学で学んだ 化粧品の特性を見分ける極意

「美容・化粧品工学」講座
第9回「化粧品の処方」

ポイントは、1%ルールなのだそう!

化粧品の全成分表示のルールでは、配合量が1%以上のものは、配合順に記載する義務があり、1%未満のものは順不同で掲載してよいという決まりがあるそう。

全成分表示を見るときは、この1%ルールを活用して、まず、どこからが1%未満になっているかのアタリをつけるのだとか。つまり、1%未満はその他の成分ということになる可能性が高いわけなんです。

それをひとつの手がかりとして、水性成分、界面活性剤、油性成分をそれぞれ見ていく。

あとは、それぞれの成分の配合バランスを見て、大まかにどんな成分かの見当をつけるそうです。勉強になるわ! 授業では、水性成分、界面活性剤、油性成分を、クイズ形式で学生さんに答えてもらいながら、和やかに進行。いやー、勉強になった!

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