「活性ケラチン」はこれまでのケラチンと何が違うのか?

こんにちは、大久保です。早速ですが、「活性ケラチン」というものをご存知でしょうか?「経営とサイエンス」の10月号、11月号でご紹介しているので、知っている方もいらっしゃるかとは思うのですが、私自身、まだまだ勉強中でして、わからないことも多い状況です。

処理剤やトリートメントに使われている、これまでの「ケラチン」は、物理的に吸着したり、イオン的に吸着したりするものが多かったと思います。

今回の「活性ケラチン」は、専門家の話によると、毛髪内のシステイン残基と「活性ケラチン」のシステインが結びつくそうです。
つまり、物理的に吸着するのではなく、シスチン結合として吸着することが大きな特徴だということです。

  • シスチン結合として吸着する際に、乾燥工程やアイロン施術が必要となるらしい…。
  • そして、酸熱トリートメントは毛髪内のアミノ基とくっつきイミノ結合をつくるけれども、
    「活性ケラチン」は毛髪内のシステイン残基とくっつきS=S結合やアミノ鎖をつくるらしい…。

今のところ、仮説として私自身がイメージしているのは、以上のようなメカニズムです。まだまだあやふやな仮説ですが、S=S結合が生まれるなら、弾力感を与えるトリートメントになりえるし、弾力感を出しながらクセの緩和ができるかもしれないということで、サロンで活用できるのではないかと思っている次第です。
10月号でもその検証を行ったわけですが、その効果は期待できるものでした。

経営とサイエンス・活性ケラチン

左がビフォアの状態、真ん中が仕上り、右が仕上りを10回シャンプーした状態です。10回シャンプーしても、「活性ケラチン」によるトリートメント効果は持続していますし、クセも緩和されています。
「活性ケラチン」の商材は、基本的に酸熱トリートメントと同じよう工程で施術を行います。

その施術の仕方、そして「活性ケラチン」の実際の効果をナマで見られる、触れるライブセミナーを開催いたします。11月5日(火)、弊社ホールで開催される「5Gトリートメント 最新型の『フォルム-質感』改善力 セミナー」です。サロンの新メニューとして加えられるメニューなのか、その眼で確認できますので、ご応募のほど、お待ちしております。

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