新しいタイプの”酸熱”「炭酸プロピレン」

未知なことが多いですが
軽い仕上り感が特徴です

こんにちは、大久保です。まずはこちらをご覧ください。

炭酸プロピレンのビフォア・アフター

左がビフォアで、右が、とある酸熱系の処理を行ったアフターです。ただし、単なるアフターではなく、10回シャンプーを行った後のアフターです。つまり、酸熱の効果が結構効いています。

この施術で使っている剤の主成分が「炭酸プロピレン」というもの。これまでの酸熱はpHが強い酸だったのですが、この「炭酸プロピレン」は中性~弱アルカリと比較的穏やか。

剤放置後のプロセスに違い

もう一つ、これまでの酸熱とは違う点があります。それは剤を放置後、水洗せずにドライ⇒ブロー⇒アイロンを行うという点です(アイロン処理後にシャンプーを行います)。どうしてそういう施術を行うのかなど、まだまだ分からない点が多いのですが、他の酸熱系と同様、脱水することで毛髪内のアミノ基と結合してイミノ結合を作るようです。上記のモデル検証をやっていただいたMINXの佐藤スナオさんによると、

「炭酸プロピレン」は他の酸熱と比べてサラッとした軽い仕上り感になる

のだそうです。「経営とサイエンス」10月号で実際に行ったモデル検証を紹介していますが、注目の成分としてしばらく注視していきたいと思っています。



5Gトリートメントセミナー開催決定

講師はMINX青山店の佐藤スナオ氏

  • 講師/佐藤スナオ 氏 & S-PRO(MINX)
  • 日時/2019年11月5日(火) 13:30~16:30(12:30開場)
  • 会場/新美容出版本社・B4Fホール
  • 講師/佐藤スナオ 氏 & S-PRO(MINX)
  • 受講料/3,000円(当日現金払い)

5Gトリートメントって何?

経営とサイエンスでは、酸熱トリートメントやプレックス系、活性ケラチンなど髪に新たな架橋をつくるトリートメントを総称して5Gトリートメントと呼んでいます。

この新世代型のトリートメントの特徴は、“効果が高持続性型”でハリ・コシが1.5~2か月は持続すること。今回は、そのメニュー化のための基礎知識やスタイル例をご紹介。セミナーでは、サロンでの活用に役立つコンテンツをお届けします!

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