まだ、こんな世の中なのか! 高校の黒染め指導

こんにちは、大久保です。7月31日の東京新聞にこんな記事が出ていました。

見出しに「髪の黒染め 高校指導中止を」という文字が。何のことかというと、子どもの社会問題に取り組むNPO法人が、地毛であっても生徒の髪を黒く染めさせる指導が都内の教育現場で行われている疑念があるらしく、そういう指導を行わないよう求め、署名と要望書を東京都教育委員会に提出したというニュースです。

生まれつき髪が明るい子どもが増えている中で、髪は黒いものという一律的な認識と、それに伴う一律的な指導をしていることに、学校ってまだ昭和をやっているのかと驚くばかり。もう令和ですよ!しかもだ、指導している先生は、黒く染めた髪を地毛に戻すことがほぼ不可能で、時間がかかるということもきっとわかっていないに違いない(決めつけてしまった)。

一度黒く染めた髪を、ダメージを抑えて元に戻すことがいかに大変かは、「経営とサイエンス」2019年8月号特集企画「“ティント落とし”を活用しないなんて、もったいない!!」を読めばわかることだから、学校の先生にも読んでもらいたいもんです。


経営とサイエンス 2019年8月号
第1特集「ティント落としを活用しないなんてモッタイナイ!」

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