都内某所で行われた 酸熱トリートメントの新成分の 極秘検証会にこっそり潜入!

炭酸プロピレン・施術の流れ

それはさておき、当日、行なっていた施術の流れは、プレシャンプー→ドライヤーでハーフドライまでドライ→炭酸プロピレンを塗布→30分放置→流さずに200℃でアイロン→シャンプー&トリートメント→ドライという感じ。剤を塗布後、放置してすぐ200℃のアイロンを入れる部分と、いわゆる2液(酸化剤)にあたる施術はないのが特徴です。

酸熱トリートメント新成分の極秘検証会にこっそり潜入!

動画は塗布後、放置してそのままアイロンを当てているシーン。かなりわかりにくいのですが、炭酸プロピレンの炭酸がかすかに揮発している。わかるかなー? 肉眼ではもっとハッキリと見えていました。ちなみに施術しているのは、『CoCooN』のsatoshiさんです。この日は、成分のお披露目を兼ねて、サロンワークではどんな使いこなしができるかを探る、第1回のような趣きでした。なので、まだまだ使い方には改良の余地があるかもです。

より良い結果のためには「使い分け」が大切

ちなみに、グリオキシル酸やレブリン酸などの酸熱トリートメントをもう導入済みの方からすれば、「えーー、なんかそっちのほうが良さそうじゃん!」となりそうですが、実際は、そんなことはないようです。というのは、仕上がり感が結構、違うみたいなんですよね。つまり、髪質や求める仕上がりによって、グリオキシル酸系のタイプと、今回の炭酸プロピレンタイプを使い分けるほうが、より良い結果をうむ可能性が高いということです。この違い、誰か検証してくれる人いないかしら?っていうか、「経営とサイエンス」2019年10月号特集で検証していますので、お楽しみに!


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