では、このティント除去剤が本当にメラニンを分解しないか? ちょっと実験してみました。スタートはこちら、黒髪の毛束です。
そこへ「酸化タイプのティント除去剤」を塗布し、20分放置。その後、水洗したのが下の毛束です。
明るくなっていますよね。ティント除去剤でもメラニン色素は分解されるんです。実験に協力いただいたのは、『PAPERS』の窪田圭志さん。アザーッス!
「酸化タイプのティント除去剤」は、ヘアカラーの染料だけを選択的に分解するようなイメージがありますが、実際にはメラニン色素も若干は分解するパワーを持っているんです。お客様に説明する際はその辺を注意したほうがいいかもしれません。
8月号では、今、説明した「酸化タイプのティント除去剤」以外にも、パウダーブリーチやホイップブリーチ、還元タイプのティント除去料などを活用した最新の黒染め落としをまとめています。よかったら是非とも目を通していただけたら嬉しいです!