スキンケア熱心な人ほど注意! パックのNGな使い方

パックを長時間置くと肌に起きること

なぜ、パックを長時間置くとNGなのか。そのキーワードは肌の水分量です。通常、パックしたては肌よりパックの水分量が高い状態です。水分は濃度の濃い方から薄い方に流れるので、パック内の成分が肌に浸透しやすくなります。

パックを長時間置いていると、肌の水分量に変化が起きる

ところが、時間が経つと・・・

パックを長時間放置すると、今度は水分量が肌>パックの状態となり、肌の水分がパックの方に戻ってしまうのです。このため、より効果を出そうと長時間パックをしても肌が乾燥してしまうわけです。乾燥はシワやたるみなどの原因にもなるので、お肌にとっていいことはひとつもありません。

市販のパックはどのタイプでも製品によって使用時間の目安が書かれているので、しっかりと効果を出すには、使用時間を守りましょう



経営とサイエンス2019年5月号
⇒よくあるNGなパック習慣についても解説

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