リキッドカラーを使った メンテナンスメニューで 年間75%の売上げアップ!

来店サイクルを1.5か月に短縮させたリキッドカラーの活用法

どうも、CHIAKIです!
ここ数回、リキッドカラーについての記事ばかり書いています。
でも、この薬剤、かなりの可能性を秘めていると個人的には思うんですよ。
これまでの復習も兼ねて、リキッドカラーが気になる方がいらっしゃいましたら、過去記事をチェックしてください。

使い方については、コチラ(1回目の記事のテキストリンク)を見てください。特性はコチラを。
そして、気になる染まり上がりは、コチラの記事です。

今週は、ちょっと角度を変えて、リキッドカラーをいち早く導入したサロンさんの事例を紹介したいと思います。山梨県甲府市にある『background』さんの導入事例です。

『background』さんは、スタイリスト3名、アシスタント1名のそこまで大きくないサロンですが、
リキッドカラーを取り入れて、サロンに大きな変化が生まれたそうです。

写真は、オーナーの大澤直也さん。大澤さんいわく、白髪染めで来店するお客様にお試しのキャンペーンを行ったところ、来店周期に変化が生まれたとのこと。
下の図を見てください。これは、『background』さんの従来の一般的な白髪染め客の来店周期です。
2か月に1回ペースでカラーをされるそうです。年間6回来店で、白髪染めにかける料金の合計は、45,360円

もちろん、図のように毎回ワンメイクのカラーというわけにはいかず、リタッチもはさむこともあるそうなので、実際に年間に使う白髪染めの合計金額はもう少し低くなると予想されます。
こうしたペースで来店されるお客様たちに『background』さんでは、「メンテナンスカード」という特典カードをお配りしたそうです。これは、「アルカリカラーのワンメイクとリタッチの間に、1度メンテナンスをはさみましょう」という提案です。

メンテナンスで使うのは、リキッドカラーです。サロンでは、この「メンテナンスメニュー」を、リキッドカラーとトリートメントのセットで打ち出し、白髪染め客の来店サイクルを1.5か月に短縮化できました。

ちなみに1.5か月周期の来店になったお客様は、髪色に関してかなり敏感になったのだそうです。『background』さんがスゴいのは、そうしたお客様の気持ちの変化を見逃さず、次なる提案を行ったところ。
髪色に対して敏感になったお客様には、「リセットメニュー」を提案。「ワンランク上の髪色をつくるために、沈んでしまった既染部をいったんリセットする回をつくりましょう」という提案です。

すると、ほとんどのお客様が、このメニューを取り入れてくれたのだとか。下の図を見てください。来店周期が1.5か月に1回に変わり、そこへメンテナンス、リセットのメニューをはさむと、年間で使う金額は、何と、60,480円。

従来の売上げと比べると、その差は、15,120円。実に75%の売上げ増です。今発売中の2月号では、『background』さんのメンテナンスカードの実物を写真で紹介しつつ、実際にどのくらいのお客様がメンテナンスキャンペーンを受け入れたかなど、細かな数字の部分もすべて公開していただきました。
そんなに上手くいくはずがないと思うあなた、ご心配なく。実は『background』さんも始めは同じで半信半疑のスタートだったのだとか。これは、試してみる価値がアリですね。